ガス代の節約を目的として設置した太陽熱温水器「エコワイター」を紹介しています。

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太陽熱温水器(エコワイター)設置 2009年5月

ガス代の節約になるのは勿論のこと、体にもやさしい

まろやかになるお湯 持ち家から半年後の2009年5月太陽熱温水器(エコワイター)を南側の1F屋根上(傾斜角約30度)に設置しました。
2024/4現在も稼働中
設置直後から効果抜群で、ガス代を節約できるというのは勿論ですが、嫁さん・母ちゃんからは肌がスベスベ!」「お湯が軟らかい!」との声もあり、家計にも体にもやさしいようです。
しつこい油汚れ・焼き魚の後には必須とかで、熱々のお湯を食器洗い・濯にも使ってます。 冬場は水も冷たいので、洗い物にも大活躍してくれることでしょう。
 肝心のエコ具合ですが、今まで夏場は風呂に溜めておいてある水道水での
水業で済ませていたので、ちゃんとした効果を数値で比較できません。m(._.)m

ここ2ヶ月間(2009.06~07)、毎日40℃ちょっとのお湯を張っていますが、ガス代は 2,500円/月 です。 安いと思います!
 ガスでお湯を沸かす回数が減っているのは勿論ですが、水道水から沸かすよりもエコワイターから降ろした水から沸かす方が、ガス使用量が半分ですむことも分かりました。 曇り・雨でも前日の残り湯もあったりで、直接の水道水よりも大分暖かいみたいです。

3~4万円/年間のガス代節約が見込まれ、4年ほどで設置費用の元を取れる予定。

掃除(メンテナンス|お手入れ)はこれと言ってきちっとしたことはしてません(自分ではできません)。 ただ強化ガラス面には、風向き(季節)によって桜島の火山灰やら黄砂・近くの田畑の野焼きの灰が積もったりするので、たまにデッキブラシに雑巾巻いて綺麗に洗ってあげています。
 設置場所にはベランダのから「ヒョイ」と出た所に指定して置いてもらったので、比較的簡単に掃除できます。 (屋根に上るときには十分に気をつけましょう!)
→2018/3、貯湯タンクと集熱版を連結しているゴムホースを固定しているホースバンドが錆びて弾け飛び水漏れ。 ホームセンタで同系のものを購入し、自力で交換。(修理費:150円/半日かかり)

[蛇足] 迷惑カラスがお隣さんの温水器を突きにやってきて困っている話を聞いた。 カラスはご存知の通りピカピカしたものが好きで、お隣の温水器は旧式でつるつると鏡状になっている貯湯タンク部に自分の姿が映る。
 どうやらこれが楽しいようで、毎朝のようにやってきては自分の姿が映ったタンクを「ツンツン」突っついて遊んでいる。 結構うるさい。

 
対策① 目の細かいネットでタンク部を被う。
     タンクに密着させる張り方はNG! テントを張るような感じ。
 
対策② タンク部にスプレー塗料を塗る。 (白系がいいかな)
 
対策③ 鏡状になっていない最新機種に買い換える。

一応、
対策②がいいのでは?と提案しておきました。
自分で屋根にあがる際は、十分に気をつけて!)
食器洗いに利用
ガスの節約



デッキブラシ(雑巾巻き)で掃除



迷惑カラス
長府製 太陽熱温水器
「エコワイター」 SW1-231
最大貯湯量は200リットル
設置費用は14万円弱
寿命は15~20年

夏場は70℃近く、
冬場でも40℃以上
の温度になるようです。

設置場所:南側/傾斜:約30度
最高湯温:
72℃(2009/8/25)





同機種の「エコワイター」


湯温データ

ガス料金の節約具合と設置費用の回収時期

設置してからの湯温データを可能な限り毎日採り続けています。 夏場は十分な温度まで上昇するのは分かったので、冬場のその効果を見極めるためにも一年間は頑張ってみようと思います。

→ 設置から二年間の湯温データをもとに、ガス料金の節約具合とそこから見えてきた設置費用の回収時期を以下にまとめてみました。
 
観測地点(都城市)
観測地点:都城市
年間稼働状況(2009/5~2011/4)
 湯温データを採り続けて二年が経過しました。 採り続けた理由はエコワイターの性能と、節約具合・設置費用の回収率を把握するためです。 設置前後で使用環境が異なるため、単純に過去のガス料金と比較して節約具合を正確には算出できませんが、目安にはなるだろうと思い算出してみました。
(ちなみに単純計算すると、節約できたガス料金は一年目で
5,409円(48,001-42,592)です)
利用環境の変化
 エコワイターのみで入浴できた日(節約日:211&210日)をもとにしました。
ガス代節約日
 年間を通して水温(水道水)は、5℃~25℃くらい上下します。 都城の平均水温が分からなかったので、東京の年平均水温16.5℃から都城の年平均水温を約18℃と推定しました。
 湯沸かし器における過去のデータから、水温18℃からお湯を張った場合のガス代(
121円 = 0.278m3)をもとにエコワイター設置にて節約できたガス代を計算すると以下のようになります。
節約できたガス料金
  二年目は以下で紹介している「エコロジーなお湯張り」に心がけるようにしたお陰で、
   
・節約日が一日分減(211→210日/年間)
  
 ・長女の沐浴分のお湯増(1/26日~ 毎日約20リットル)
  にも関わらず、年間の
ガス代が4,725円減っています。(面倒でも続けてきた甲斐がありました)
設置費用の回収予定
 予想では年間3~4万の節約で設置費用の回収を4年ほどと見ていましたが、日照不足や見積もりの甘さ(特に冬場、思ったより湯温が上がらず)もあり5年以上先との結果がでました。
→ 2年目から実践している「エコロジーなお湯張り」によって毎年5,000円弱の節約が見込まれそうなので、5年弱で設置費用の回収ができそうです。
 湯沸かし器の寿命は10年前後と言われますが、この寿命とは時間(年数)経過ではなく使用回数によるものなので、エコワイターを設置することによって、湯沸かし器の使用回数が減るので、その寿命を延ばすことにもなります。

 通常、毎日風呂を沸かしますから、1年で365回湯沸かし器を使用することになります。
エコワイター設置後の上記実績から、
湯沸かし器の使用回数を半分以下(一年目で154日)に抑えられていることがわかります。(寿命が2.4倍≒365÷154) さらに18℃前後の水道水から沸かすわけではなく、ある程度温まったぬるま湯から沸かす日もあるので、火力も抑えられ熱ダメージからくる燃焼部位の金属劣化による寿命も延ばせます。(+α

 これらから、
湯沸かし器の寿命を3倍近く(30年くらい)に延ばすことができると考えています。 持ち家からまだ5年目(2013/8月時点)なので、普通に使っていてもあと5年前後に寿命を迎える予定なので、残念ながらを現時点でこの長寿化を証明することはできません。m(_ _)m
 多少の消耗部品の交換は必要となるでしょうが、できるだけ長く使っていこうと思います。

配管図/エコロジーなお湯張り方法

設置以来採取し続けている湯温データと天気をグラフ化

以下に採取したエコワイターの湯温データと天気をExcelで月毎にグラフ化してあるので、興味ある方はどうぞ!
-- データ採取は、2013.11.15 をもって終了しました --

2013←12←11←10←09 05月 最高湯温=62←63←61←61←60℃ 湯沸かし器使用=7←10←14←9←1日
5月稼働状況グラフ
2013←12←11←10←09 06月 最高湯温=62←60←66←59←64℃ 湯沸かし器使用=18←19←16←18←8日
6月稼働状況グラフ
2013←12←11←10←09 07月 最高湯温=71←66←67←67←67℃ 湯沸かし器使用=2←7←5←6←6日
7月稼働状況グラフ
2013←12←11←10←09 08月 最高湯温=70←67←71←70←72℃ 湯沸かし器使用=1←1←0←0←0日
8月稼働状況グラフ
2013←12←11←10←09 09月 最高湯温=73←67←67←70←71℃ 湯沸かし器使用=3←4←6←2←3日
9月稼働状況グラフ
2013←12←11←10←09 10月 最高湯温=64←67←61←62←61℃ 湯沸かし器使用=9←10←14←16←11日
10月稼働状況グラフ
2013←12←11←10←09 11月 最高湯温=51←54←53←52←52℃ 湯沸かし器使用=4←16←10←20←20日
11月稼働状況グラフ
2012←11←10←09 12月 最高湯温=47←48←50←47℃ 湯沸かし器使用=26←22←27←27日
12月稼働状況グラフ
2013←12←11←10 01月 最高湯温=51←50←43←46℃ 湯沸かし器使用=17←21←31←23日
1月稼働状況グラフ
2013←12←11←10 02月 最高湯温=55←50←53←56℃ 湯沸かし器使用=14←18←17←19日
2月稼働状況グラフ
2013←12←11←10 03月 最高湯温=59←56←59←58℃ 湯沸かし器使用=15←15←12←16日
3月稼働状況グラフ
2013←12←11←10 04月 最高湯温=61←62←61←58℃ 湯沸かし器使用=8←13←7←17日
4月稼働状況グラフ

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