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湯温データを採り続けて二年が経過しました。 採り続けた理由はエコワイターの性能と、節約具合・設置費用の回収率を把握するためです。 設置前後で使用環境が異なるため、単純に過去のガス料金と比較して節約具合を正確には算出できませんが、目安にはなるだろうと思い算出してみました。
(ちなみに単純計算すると、節約できたガス料金は一年目で 5,409円(48,001-42,592)です) |
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エコワイターのみで入浴できた日(節約日:211&210日)をもとにしました。 |
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年間を通して水温(水道水)は、5℃~25℃くらい上下します。 都城の平均水温が分からなかったので、東京の年平均水温16.5℃から都城の年平均水温を約18℃と推定しました。
湯沸かし器における過去のデータから、水温18℃からお湯を張った場合のガス代(121円 = 0.278m3)をもとにエコワイター設置にて節約できたガス代を計算すると以下のようになります。 |
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二年目は以下で紹介している「エコロジーなお湯張り」に心がけるようにしたお陰で、
・節約日が一日分減(211→210日/年間)
・長女の沐浴分のお湯増(1/26日~ 毎日約20リットル)
にも関わらず、年間のガス代が4,725円減っています。(面倒でも続けてきた甲斐がありました) |
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予想では年間3~4万の節約で設置費用の回収を4年ほどと見ていましたが、日照不足や見積もりの甘さ(特に冬場、思ったより湯温が上がらず)もあり5年以上先との結果がでました。
→ 2年目から実践している「エコロジーなお湯張り」によって毎年5,000円弱の節約が見込まれそうなので、5年弱で設置費用の回収ができそうです。 |
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湯沸かし器の寿命は10年前後と言われますが、この寿命とは時間(年数)経過ではなく使用回数によるものなので、エコワイターを設置することによって、湯沸かし器の使用回数が減るので、その寿命を延ばすことにもなります。
通常、毎日風呂を沸かしますから、1年で365回湯沸かし器を使用することになります。
エコワイター設置後の上記実績から、湯沸かし器の使用回数を半分以下(一年目で154日)に抑えられていることがわかります。(寿命が2.4倍≒365÷154) さらに18℃前後の水道水から沸かすわけではなく、ある程度温まったぬるま湯から沸かす日もあるので、火力も抑えられ熱ダメージからくる燃焼部位の金属劣化による寿命も延ばせます。(+α)
これらから、湯沸かし器の寿命を3倍近く(30年くらい)に延ばすことができると考えています。 持ち家からまだ5年目(2013/8月時点)なので、普通に使っていてもあと5年前後に寿命を迎える予定なので、残念ながらを現時点でこの長寿化を証明することはできません。m(_
_)m
多少の消耗部品の交換は必要となるでしょうが、できるだけ長く使っていこうと思います。 |