床下の湿気・シロアリ・カビ・腐朽菌、家屋への小動物の侵入を防ぐ床下換気口に、後付けでDIY(自作)した開閉扉を紹介しています。

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2013/11月 開閉式の扉を床下換気口に設置

床下換気口は床下の木材をシロアリ・カビ・腐朽菌から守り、ネズミなどの小動物の侵入を防ぐために、法律で設置が義務づけられています

 木造住宅において、床下が換気されることなく過度の湿気に長時間さらされてしまうと、シロアリ・カビ・腐朽菌の発生の原因となったり、木材も水分を含み過ぎると強度を失い、住宅そのものの寿命が短くなり、地震に対する耐震性も弱くなってしまいます。

 床下の換気手法として、コンクリート基礎の一部に穴をあける床下換気口や、コンクリート基礎と土台(木材)との間に通気性を持たせた基礎パッキンなどがあります。
(木造住宅では、なんらかの換気手段を設けることが法律で義務づけられているようです)
床下換気口工法の図解  床下換気口
特徴:
木造住宅の床下換気として広く一般的に導入されている工法。
メリット:換気口が広いので、風量が多く換気能力が高い。
デメリット:基礎の強度が落ち、換気口の周りにヒビが入りやすい。 のように空気がよどむ(換気が不十分)箇所が存在。
基礎パッキ工法の図解  基礎パッキン
特徴:基礎の全周囲から換気できるように考えられた近年の工法。
メリット:基礎のどこからでも空気が出入りするので換気のムラが少ない。 コンクリート基礎の強度を高く保てる。
デメリット:一つの換気口が1x2cmほどしかないので風量が少ない。
基礎パッキンの図解  左図のように基礎パッキンは、コンクリート基礎と土台との間に挟むように設置されます。
材質は
ステンレスや特殊樹脂・御影石、また耐震性を兼ね備えたゴム製のパッキンもあるようです。

厚みは2cm前後。
 基礎断熱
 ここまでは、屋外の空気を取り入れることにより、床下を換気する工法を紹介しました。
しかし、北海道とかの
寒冷地では、床下に冷えた外気を入れるのは死活問題でもあるということで、基礎から外気を取り入れる換気口は設けず、基礎部分を密閉&断熱した上で、室内と床下との間に換気口を設けて床下を換気する基礎断熱なるものもあります。

 もともとこのような地域では湿度が低いので、床下をシロアリ・カビ・腐朽菌から守ることよりも、床下から上がってくる冷気を室内に伝えないための工法といえます。
(床下換気口タイプでも開閉機能を持っていて、寒い時期は閉め切るそうです)

冬場の冷気と雨天時の湿気・雨水侵入防止を目的として、床下換気口を開閉式に改良

 我が家の床下換気は、初めに紹介した一般的な「床下換気口」になります。
寒冷地まではいかないにしても、ここ都城も最低気温が-5℃を下回ることが多々あります。 こんな日の朝は底冷えも厳しく床下は外気温とほぼ同じとなるため、暖房で暖められた室内と床下の温度差が大きくなり
フローリングに結露が発生してしまっていました。

 また、床下換気口は常に解放されているので雨の日は湿気を含んだ外気が次々と床下に入ってきますし、横殴りの雨ともなれば
雨水が直接床下に侵入してしまいます。 これが原因かどうかわかりませんが、押し入れには白カビも発生していました。

 これらを改善すべく床下換気口に開閉できる扉をDIY(自作)してあげることにしました。

垂木・蝶番・園芸支柱などを駆使し、換気口の開閉扉をDIY(自作)

床下換気口の開閉扉のDIY(組立)  7個分の開閉扉をDIY
基礎周囲の換気口7か所分の扉を、垂木で枠を組み、平板を貼り付けて、その一枚を蝶番で開閉式にしました。 開口部が約半分になり風量が落ちるのがちょっと心配。
床下換気口の開閉扉のD塗装  塗装
濡れてもある程度大丈夫なように、塗装を施しました。 防腐剤でも良かったのですが、外壁に合わせて「白」で塗り塗り。
床下換気口の開閉扉の乾燥  乾燥
塗り終わりました。 6個しかありませんが、残り1つはサイズがまったく異なったので別途制作。
床下換気口の開閉扉の設置と固定  設置&固定
小動物&ゴミ侵入防止の鉄格子に結束バンドで固定。
上下左右にできる微妙な隙間には、隙間テープを張って隙間風を防ぎました。
床下換気口の開閉扉の鍵制作(自作)  鍵の自作
園芸用の支柱(太めの針金)で扉をロックできるように鍵を自作。
(なるべく物を買わなくて済むように、自分で創意工夫) 

床下換気口の扉の開閉条件とその設置効果

 2013/11に設置し、一冬を超えました。
冷え込みの厳しい日の朝も、フローリングが結露することがなくなりました。 また、押し入れに発生していた白カビも今のところ見られません。 効果を発揮していると思われます。

 設置してから、日中天気が良ければ換気口を解放することにより、乾いた外気を取り入れ、冬場の夕方~朝方は扉を閉めて乾燥した状態を保ちつつ床下への冷気の侵入を防ぐようにしています。 また、雨が降っている間は扉を閉め切っています。
 開け閉めが少し面倒ですが、湿気の多くなる梅雨・夏・台風の時期を
家・人体を健康に保つためにも続けていこうと思います。

床下換気口の開閉扉の開閉条件とその効果

床下換気扇で強制的に床下を換気する

 通常は、十分な換気が行われるよう設計・設置されているはずの換気口ですが、
● 隣家との間隔が十分にない
● 土地が周辺よりも低い
● 土壌が多くの湿気を含んでいる
● 換気口周辺に物が置いてある

といった理由から、自然の風による換気が阻害されたり、自然換気だけでは十分な除湿が行われず、床下が過度の湿気にさらされ続けている住宅もあるはずです。

このような環境下では、
床下換気扇で床下へ外気を送ったり、逆に床下から屋外に排出したり、またはその両方を強制的に行うことによって床下の換気をする住宅もあります。

「床下の換気が不十分で心配」 と感じている方には有効な手段ではないでしょうか?

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開閉式床下換気口

* 材料費 *

■角材:350円
 
(2x4x200cm 7本)

■平板:560円
 
(130x43x10cm 7枚)
■蝶番:600円
■塗料:1600円

合計:3,110円
(約500円/扉一個)

* 設置費用 *
0円











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